悩めるAGA男子

AGAってどういう症状なの?

髪の毛に悩む男

最近どうも髪の毛にボリュームを感じなくなってきた…
鏡で見たときに頭皮が目立つようになってきた…
お風呂で髪を洗った後も、朝になって目覚めた後も抜けが大量に見つかる…

このようなことで悩んでいませんか?
よく女性にとって髪は命だといいますが、男性にとっても髪の毛は非常に大事なものですよね。薄毛になってしまうと辛い思いをすることでしょう。

もし自分の髪の毛が最近薄くなってきていると感じているなら、それはAGAかもしれません。
AGAは「Androgenetic Alopecia」という英語の略で、日本語で言うと「男性型脱毛症」を意味します。
男性型脱毛症といっても男性のみが生じるわけではなく、女性にもごく稀に発症することがあります。
女性の場合はFAGAと呼ばれていて、女性も決して他人事ではありません。
つまりAGAという症状はまったく特別なものではなく、誰にでも起こる可能性があるものなのです。

現在日本では、1000万人以上の男性がAGAになっているといわれています。
また、成人男性の約3人に1人がAGAで悩んでいると言われているのです。
そのため、AGAはとても身近な存在であることがわかります。
もし薄毛になってきているのであれば、AGAかもしれないとまずは疑ってみてください。

そしてAGAに悩まされている人は一般的に30代以降の人に当てはまりますが、人によっては20代でもAGAの症状が出ることもあります
つまり年齢なんてほとんど関係なく、AGAになる条件が整っていれば誰でもAGAになる可能性があるのです。

AGAによって薄毛になっている場合は、徐々に薄毛が進行するようになります。
薄毛にもいろいろなタイプがありますが、AGAはその中で「進行性」という徐々に薄毛が進行していくタイプに分類されます。
そのまま放置してしまうと最終的にはほとんど髪の毛が残らない!といった状態になってしまうという可能性も考えられるので、AGAだとわかった時点で早めに対策を取っていく必要があります

本来、健康的な髪の毛というのは一度生え始めたら5年くらいの年月をかけて太く長く成長していきます。
しかし、AGAの人の髪の毛は体毛くらいの短い毛で成長が止まってしまい、そして簡単に抜けてしまうという傾向があります。
髪の毛が細く短い、そして抜けやすいという状態になっているので、薄毛に見えてしまうのです。

でも安心してください。
AGAは解決できない症状ではありません。
現在AGAに効く薬もたくさん登場していますし、AGAを専門に扱っているクリニックも存在しています。
AGA治療は誰でもできます。
自分がAGAかもしれないと思ったら早めにクリニックで検査を受けるようにしましょう。

AGAの症状は医学的にいうと病気ではない?

病気ではないことを指摘する医者

AGAを治療するために病院やAGA専門のクリニックへ行ったり、AGA治療薬を使うことになったりするので、おそらく病気だと認識している人が多いと思います。
AGAは男性型脱毛症と呼ぶくらいですから、そう認識するのは仕方ないことでしょう。

しかし厳密にいうと、AGAは医学的に病気には分類されません。
ではなぜAGAは病気にはならないのでしょうか?

基本的に病気かどうかということは、その判断基準となる要素が色々あるのです。
まず、個人によって変わります。
たとえば薄毛の人でも、それについて何も悩まずに健康的に生きている人にとっては病気にはならないでしょう。
逆に薄毛によって心身ともに強烈なストレスを感じていて、生活に支障が出ているのであれば、すぐにでもなんとかするべき病気だといえます。
つまりその人のとらえ方次第で、病気という概念に当てはまったり当てはまらなかったりするわけです。

そして、学問上の分類などによっても異なります。
実は医学的にもAGAは病気には分類されていません。
厳密にいうと、「保険が効く病気」としての扱いにはならないということです。

AGAは薄毛の種類のひとつですが、これによって命の危険が伴うわけではありません。
そのため、「絶対に治さなければいけない病気」という扱いにはならないので、そこには保険を適用することができず、病気として取り扱われないのです。

また、AGAの原因は男性ホルモンによる生理現象だといえます。
これもAGAが病気ではないと言われている理由のひとつです。
AGAはテストステロン(TH)という男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変化することが影響しています。
つまり、これは男性ホルモンが起こす自然現象だと言えるのです。

さらに男性の場合は年齢を重ねることで前頭部や後頭部などいろんな場所に脱毛する様子が見られますし、老人性脱毛症といった形で自然に誰でも髪の毛が抜けていきます。

AGAは遺伝によっても起こることがあります。
父親がAGAだった場合はその遺伝子が受け継がれる可能性が高いです。
女性の場合も男性と同様に同じ遺伝子を持ちますので、母親側の家系においてAGAの人がいれば、AGAになりやすくなると言えます。

生理現象や加齢からくる自然現象として捉えられているため、AGAに関しては病気とは言わないのです。

しかし、AGA以外の薄毛の場合は病気の可能性があります。
たとえば円形脱毛症です。円形脱毛症は自己免疫疾患として考えられているのです。
そのため、円形脱毛症になって自己免疫疾患だとしたら、それはもしかすると病気なのかもしれません。

実は違う、AGAと薄毛についての話

AGAと薄毛について解説する医者

ネットなどで薄毛について調べているときに、AGAに関する情報がたくさん出てくると思います。そのため「薄毛=AGA」という認識になってしまっているかもしれません。
しかし薄毛というのは、厳密にいうとAGAと同じようで同じではありません。

薄毛に悩んでいる人の多くはAGAだと言われています。これは裏を返せばAGA以外の薄毛もあるということです。
つまり、AGAというのはあくまでも薄毛という大きい括りの中のひとつの種類ということです。
ではAGAとそれ以外の薄毛にはどのような違いがあるのでしょうか。

AGAの原因は男性ホルモンの一種となるジヒドロテストステロン(DHT)です。
テストステロン(TH)が5αリダクターゼと呼ばれる酵素によってジヒドロテストステロンというものに変換されてしまいます。

本来は髪の毛が成長する期間が2~6年ほどあります。これが髪の毛の成長期です。この成長期を終えると、退行期に入ります。髪の成長が止まり髪が抜けていくのです。
これが通常のヘアサイクルですが、AGAになるとこのヘアサイクルが早くなってしまいます。
AGAになると髪の毛の成長期が数か月から1年程度と極端に短くなってしまうのです。この成長期が止ってしまうと、そのあとは退行期になり、髪の成長も止まり抜けてしまうのです。
その結果、髪の毛がたくさん抜けてしまい、薄毛になるのです。

一方で、それ以外の薄毛の直接的な原因が、頭皮の皮脂が過剰に出ていることだったり普段の生活習慣やストレスから発生してしまいます。
若い人でもよく見られる円形脱毛症に関しては、自己免疫が原因だといわれていますし、血行不良による原因も指摘されています。

つまり、AGAとそれ以外の薄毛では、その原因が全く違うということが分かります。
さらに言えば、AGAの場合は進行型なので徐々に徐々に毛がなくなっていきますが、それ以外の薄毛の場合は一気に髪が抜けることがあります。
こういった点でもAGAとそれ以外の薄毛には違いがあるのです。

しかし、これに気付くことはなかなか難しいので、薄毛に気づいたときは自分で勝手に判断するのではなく、すぐ病院や専門のクリニックに足を運ぶようにしてください
原因によって解決方法が異なるので、勝手に判断して行動してしまうのはよくありません。
たとえば、AGAなのに頭皮マッサージをして血行を促進してもあまり意味はありませんし、逆にホルモンバランスを崩していることが原因なのにミノキシジルを使って血行促進をしても効果は薄いでしょう。