毛髪のサイクル

毛髪のサイクル

髪の毛というものはずっと生えているように思うかもしれませんが、実際は一定のサイクルを持って入れ替わることで常に新しい毛が生まれてきています。
人間の髪は一日に100本前後抜け落ちていくのが普通ですが、もちろんそのまま数が減っている訳ではありません。
また新たな毛包から髪の毛が成長していき、古い毛髪と順次入れ替わっていくことで常に頭皮には成長を続ける毛髪が存在するように出来ています。

しかしこのサイクルに異常が出た時には毛髪の数や濃さが減少していくこととなります。
ヘアサイクルと言われるこの周期は個人差があるため人によって長さは違います。
およそ3年から5年ほどの人が多いようですが、その期間は毛包から毛髪が成長を繰り返し伸びなくなって脱毛するまでです。
髪の毛が成長を続ける成長期、成長が弱まり毛根が小さくなっていく退行期、髪の毛は生えているが成長が止まっている休止期、髪の毛が抜け次の髪の毛が生えるまでの準備段階なのが終期、そしてまた毛包から成長期の髪の毛が生えてきます。
普段自分の髪が伸びていって長くなると切ったりするのは成長期の髪の毛が元気に活動しているからなのです。

ではハゲの進行とは何なのかですが、このヘアサイクルにおいての成長期の髪の毛が太くなるというプロセスが少ない、もしくは無いことが主な原因となってきます。
毛髪が薄くなったと感じるのは髪の毛の本数が少なくなったのではなく、髪の毛が細くなったことによる密度の減少でそう見えるようになったからです。
成長期における髪の毛が太くなるというプロセスがなくなってくると、本来5年から7年位成長し続ける髪の毛がすぐに寿命を迎えるようになってしまい、産毛のような状態のまま抜けていってしまうのです。
このような状態になった毛髪はそこから改善させることというのは無理です。
そのため改善はまた新しく生えてくる成長期の毛髪を改善することになります。

育毛剤の効果ですが、これは現在ある髪の毛をその段階で丈夫に元気にするものではありません。
新しく生えてくる成長期の髪の毛を元気にするもので、いわば健康的な毛髪の土壌づくりが役割です。
ですので育毛剤は数ヶ月もしくは年単位で使って生え変わる髪の毛を元気に変えていくもの、ヘアサイクル合ってこその効果を発揮するものなのです。
ヘアサイクルについて知っておくのは毛髪のことを考える上で非常に大切なことです。
発毛や育毛に興味のある方は是非ご自分でも調べてみてください。